小説の書き方

小説 文学 書籍

Month: February, 2012

#012 季節の明示

プロットの中で、地味ですが重要なポイントがあります。
それは、季節や時期を明示してやることです。
特に冒頭での季節の説明は必要です。

季節の明示によって、登場人物のファッションや
食べ物、町の雰囲気もよく伝わります。
つまり、読者は物語に入っていきやすくなります。
真夏と真冬では、同じ物語でも受ける印象はかなり異なります。

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#011 推敲

推敲を経ずに書き上げた小説は、まだ50%、半分の完成度であると言えます。
その後の推敲を経て、100%の完成度になります。
推敲は、少し時間を置いてから行うのがいいでしょう。
(締切が近くなかなか時間が取れない状況が多いと思いますが)
推敲は、書いた自分ではない第三者の立場で読むことが大切です。

書くときは主観的に(小説に入り込んで)
推敲は客観的に(読者の立場で)

これがポイントです。

#010 ハコガキ

プロットを組み立てるのには「ハコガキ」という方法が有効です。
ハコガキとは何でしょうか?
ハコガキとは元々映画のシナリオ作りに用いられた方法で、
一つ一つの場面ごとに分けて以下の要素を書き出していく方法です。

・場所
・時間
・登場人物
・出来事
・セリフ

この五つの要素を一枚のカードに書いて、別のカードには別のハコガキを書きます。
(別にカードでも紙切れでも何でもいいのですが)
小説の場面全てのハコガキが完成したら、それを全てつなぎ合わせます。
全体の構成が100%具体的に完成します。
これはプロットを作る上で非常に有効な手段です。

#009 青い鳥

小説は無限の表現が可能な表現媒体ですが、実はその大枠はそんなに多くはありません。
その中で最もよく使われるテーマの一つは
メーテルリンクの「青い鳥」のパターンです。

「青い鳥」とはどういう話でしょうか?
まだ見ぬ青い鳥を求めて、長い旅に出て
世界中を探し回っても見つけられない。
物語の最後に、青い鳥は実は最初から自分たちと一緒にいたことに気づく、というストーリーです。
このモチーフは、古来からもあらゆる物語や小説の基本構造になっています。

モチーフやテーマは共通ですが、その表現の方法は無限です。
それが小説の醍醐味と言えるでしょう。